掃除、洗濯、料理… 家事は意外と体を使う労働です。

特にお年を召した方は足腰が弱くなったり、足や腰に不安を抱えておられたりすることが多いもの。日常の家事の負担も年々大きくなっていきます。

中でも、意外と大きな負担になるのが掃除機の使用だと言われています。掃除機を引き回しながら、長い時間、前傾姿勢を取らなければならないので、けっこう腰などに負担がかかってくるようです。

掃除機の高さを調節して、両手で掃除機を支えるようにし、姿勢もまっすぐに保つことで負担も多少減らすことができますが、やはり掃除そのものの負担を少なくすると随分違うようですよ。

そんな掃除のお助けグッズに、ルンバがかなりいい線いっているようです。

「退屈」、「不衛生」、「危険」な仕事から人々を解放する

ルンバを作っているアイロボット社のコンセプトは、退屈(Dull)、不衛生(Dirty)、危険(Dangerous)の3Dから人々を解放すること。

地球外探査ロボットや地震探査ロボットを作ってきたアイロボット社が、初めて発表した家電製品がルンバです。

初代ルンバが登場したのは2002年のことなので、その歴史はすでに今年で10年目。その間、世界50カ国、500万台以上を販売し、昨年10月には第4世代になる700シリーズが登場しています。

実はこの700シリーズ、「部屋が狭い」、「収納が少ないから物が部屋に出ている」、「障害物となる敷居が多い」といった日本特有のニーズや住環境に対応したシリーズなんですよ。

とは言うものの、ルンバってほんとに掃除できるの?

ルンバというと、まず思い浮かぶのが、その丸い本体ですよね。
日本の家屋は四角が基本だけど、ルンバって、ほんとにちゃんと掃除できるの?

ルンバを検討されている方がいちばん気になるところはそこだと思うのですが、あの丸いボディにはそれなりの意味があるようです。方向転換で回転する時、どこにも角をぶつけない設計にすると、あのように丸いボディになるようです。

ルンバには触手のような3本のエッジクリーニングブラシが付いているので、隅っこの掃除ももちろんOK。10年近い歴史の中で世界中の家庭を分析し、ゴミがたまりやすい場所をデータベース化してプログラミングしているので、部屋の隅々まで対応することができるのです。

特に700シリーズは、高速応答プロセス「アイ・アダプト」が搭載されたことで判断能力が高速化。数10のセンサーで収集した室内情報に対し、人工知能AWARE(R)が毎秒60回以上の状況判断をしていきます。

さらに40以上の行動パターンから最適な動作を選択し実行するので、イスやテーブルの脚周りといった複雑な環境にも即座に対応してお掃除してくれるのです。

体が不自由だからこそ掃除がしにくい部屋の角や家具の下も、ルンバだから任せることができるというわけですね。

開発時には、目が不自由な人や、手が不自由な人にも実際に使い心地を試してもらっているという点も、安心ポイントです。

掃除力の根幹を大改革 新システムで日本型のゴミに対応

でも本当のところ、500シリーズぐらいまでは、日本のゴミは苦手なところがあったようです。

というのも、ルンバのゴミセンサーはピエゾセンサーといって、砂利のような少し大きめのゴミをキャッチするものだったのです。室内でも靴を履いたまま生活している外国向けのセンサーですね。

日本の部屋でよく見られるような綿ゴミはさらに小さく細かなものなので、そうしたゴミをキャッチするのは苦手だったようです。とはいえ、同じ場所でも何往復も丁寧に掃除することで対処していたようですが…。

新シリーズの770と780には従来のピエゾセンサーに加え、赤外線と光センサーを組み合わせたものが導入されているので、細かな綿ゴミもキャッチできるようになりました。

従来は、「かきだす」「かきこむ」「吸い取る」という3段階だった吸引システムも、「かきだす」「かきこみながら吸い取る」と動作を簡略化。効率をアップを図っています。

1回稼働させると約1時間ほど動作しているのですが、その電気代は約1円程度。ルンバの消費電力は消費電力1000Wの掃除機に比べると、約20分の1程度なのだそうです。

さらに500シリーズに比べると、バッテリー寿命が約1.5倍に延びているので、最近気になる省エネにも配慮されたうれしい設計になっているようです。

※リンク先はルンバ公式サイトですが、ラッピングやメッセージカードなどギフト取り扱いはないようです。

ここでちょっとコーヒーブレイク…
お年を召した方にとって、お掃除ってほんとに負担になるみたいです。

我が家もそれは同じで、掃除は主に管理人の担当になっています。でも、まあ、掃除機をかける前、出してるものを片づけるくらいはしてもらいたいですよね、そんなとき、うちの父がのたまった名言があります。

「わかった、わかった、今、片寄せるから」

ん? 「片づける」んじゃなくて、「片寄せる」の?
そのあと、ほんとに片寄せてました。まあ、いいんですけどね。ええ。

管理人はそんなに足腰が弱ってるわけではありませんが(汗)ルンバの目覚ましい進化を見ていると、我が家もちょっと手伝って欲しい気持ちでいっぱいです…。